テレワーク必須ツールのSlack(スラック)ってなに?
テレワークが始まってコミュニケーション不足が話題となっておりますね。コミュニケーション不足解消のために、さまざまなツールが登場してますよね。
Slack、ZOOM、Microsoft Teamsなど、今まで聞いたことが無いようなツールが続々登場しています。
50代ニュータイプのあなたは、e-mailで十分じゃん!と思うかもしれないですが、デジタルネイティブの若者の主流のコミュニケーションツールはチャット。
LINEが中心で、電話、e-mailは全く使わない時代になりました。友達の連絡先の交換もLINEですからね。
私はSlackを使い始めて1年近くたちました。一斉通知が便利なので、プロジェクトチームでの情報共有や社内の一斉通知などによく利用しております。
Slackはメーリングリストと社内ポータルサイトを2つ掛け持つような使い方をしています。
Slack(スラック)とは
簡単に言えば、チャットツールです。特にグループチャットが得意で、社内一斉通知、プロジェクトチームでのアクションアイテムの整理/進捗連絡、周知連絡、などに効果を発揮します。
チームのメンバーが連携しながらシームレスに仕事を進める場。それがメールに代わるビジネスコラボレーションハブの「Slack」です。Slack はメンバーが自然に集まり一緒に働くスタイルをサポートするために設計されたソリューションで、対面しながらの作業と同じくらい効率的に、オンラインでコラボレーションを進められるようになります。
チャットだったらニュータイプには使い慣れたSkypeを使えばいいではないでしょうか。SlackとSkypeの違いを比較してみましょう。
SlackとSkypeの違い
Slackはグループ通知が得意のなので、今までメーリングリストでやり取りしていたことが、チャットでできるようになります。
Skypeは個人間のやり取りが得意で親しい仲間とのコミュニケーションに特化しています。
Slackは、あとからチャンネル登録しても、過去のタイムラインがすべて見れるので、あとから参加した人も今までの経緯を把握することができます。あとから上司が参加してくる場合もあるので上司が見ていないからといって愚痴をこぼすのはご法度です。あとで履歴がすべて見えてしまいますからね。
Skypeは、履歴を見ることができないので、経緯を把握するこてゃできません。
チャットの生い立ち
e-mailのほうが使いやすいと言っているニュータイプですが、実は若かりし頃はチャットを使ってました。
PC-VANやNIFTY-Serveの時代は、文字でしかやり取りがなかったため、パソコン通信はすべてチャットだったというわけです。
あなたも振り返れば、このようなツールを使って友達と夜な夜な楽しんでいたのですよ。懐かしいな!
Slackの使い方
ワークスペース
Slack画面左一番上にワークスペースと呼ばれるアイコンがあります。ワークスペースがあなたが所属している一番大きな組織になります。
一番大きな組織ですので、会社とかがワークスペースにあたります。全社でSlackを取り入れている場合は、ワークスペースは会社で作られます。
会社のワークスペースに属しているので、社員同士であればだれとでもチャットをすることができます。
チャンネル
次にチャンネルが作成されます。チャンネルは部、課単位だったり、プロジェクトチームで作成したり、同期のチャンネルなどの単位で作られます。
チャンネルは、チャンネルに所属しているメンバーしか閲覧できないのでプロジェクトに特化した会話を行います。
個人間チャット
個人を選択し、チャットすることで個人間の会話を楽しむことも可能です。
アプリ
Slackは色々なアプリと連携しているので、SlackからZOOMを起動して、チャットからWEB会議に変更することも可能です。
OutlookやGmailも連携可能でSlackからe-mailの確認なども出来ます。
アプリ連携を使いこなせるようになると、Slackの活用範囲が大幅に広がりますよ。
Slackの特徴
チャンネル
チャンネルをたくさん作ることにより、プロジェクト内通知、組織間を超えた会話、社内一斉通知などに利用できます。
あとからチャンネルに参加した人でも履歴が見えるので、プロジェクトの経緯を把握することが可能です。
e-mailでは、どうしても時間がかかります。メール作成、メールを読む、返信メール作成、メールを読むこれだけで半日程度の時間を要してしまいます。
またe-mailは形式があるので、挨拶から始まって、言い回しを気遣った文章を作成して文末の挨拶、署名などと作成するだけでも時間がかかります。
Slackであれば、チャットですので「いつもお世話になっております。」等はいらないので、気楽に連絡することができます。返信については「承知しました」の一文送ればOKです。もしくは、OKなどのアイコン表示だけでも良いです。俗にいう「いいねボタン」です。
今まで半日以上費やしていた時間が、数分で完了できます。
アプリの連携
実は私もアプリ連携は使いこなせないです。しかし、アプリ連携を使うことによりSlackアプリだけではできないこともアプリを使て出来るようになるので、Slackを基盤にして他のアプリを動かすと非常に便利だと思います。今までデスクトップの一番良い場所をメールソフトが占領していたのが、Slackに変わることも時間の問題でしょう。
まとめ
Slackの紹介はいかかがだったでしょうか。あなたはSlackを使っていますか、この機会にSlackを使ってみましょう。ただ使うためには、仲間が必要で、会社単位やプロジェクト単位で導入することとなります。まずは、プロジェクトチームで使ってみるのがスモールスタートでおすすめです。
似たようなツールでMicrosoft Teamsというののがあります。Micrsoft Teamsは、Office365の導入が必要なので社内で使うには敷居が高いかもしれないですが、すでにMicrsoftとボリュームライセンスを締結済みであれば使用は容易だと思います。Micrsoft Teamsも便利ですので導入検討してみてください。
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