クラウドってなに?クラウドって本当に安心なの?
最近よくクラウドって聞きますよね?
クラウドとは、インタネット上に自分専用のハードディスクがあるイメージです。
いままでは、自分のPCのハードディスクや、外付けのハードディスクに書類、写真や音楽などを保存していましたが、インターネットにある自分専用のハードディスクに書類、写真や音楽などを保存するということです。
- いくら自分専用と言ってもクラウドでは情報が漏れてしまうとか心配?
- 自分専用のハードディスクを無料で使えるの?
さらにハードディスクとしてではなくサービスも提供しているものもあります。
GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントなどがそうですね。
いままで、自分のPCにインストールして使っていたアプリケーションが、インターネット上でログインすることにより同じような機能が使えるということですね。
クラウドについて一緒に調べていきましょう。
なぜクラウドというのか
なぜクラウドというのでしょうか?クラウドとは英語で、cloud(雲)という意味です。
インターネットの構成図を書く時によく下図のように書きますよね?
インターネットを雲の絵で描いていたので、インタネット上のサービスをクラウドと呼ぶようになったのです。
クラウドのサービスの種類
クラウドっていろいろなサービスがあるからクラウドってなに?って疑問に持っちゃうんですよね。
インターネット上で提供されるサービスはすべてクラウドです。
少しサービスについて分解してみましょう。
クラウドで提供されるハードディスク
一番よく利用するのがインターネット上に写真データを保存するクラウドサービスです。
Googleフォト、Amazonフォト、iCloud、DropBoxなどですね。
インターネットにログインして自分専用のハードディスクに保存してくれるサービスです。
これも立派なクラウドです。
GoogleやAppleアカウントを取得するとはじめに5GB程度が無料で提供されますが、それ以上になると有料となり毎月お金を徴収されていきます。
Amazonno場合は、Prime会員になることよりAmazonフォト領域を提供してくれます。
ちなみに毎月お金を払うことをサブスクといいますね。
以前は、なんでも買い切りで一度お金を払えば自分のものとなり、それ以上お金を払うことがなかったのですが、最近は、サブスクと言って月額いくらという契約でお金を払い続ける感じです。
結果、一回5,000円よりも月額300円で何年も利用してくれた方が企業は儲かりますからね。
また、解約するのが面倒なので、利用していないのにお金を払い続ける幽霊会員もたくさんいるのでさらに企業は得をしますよね。
サブスクとは「サブスクリプション」の略で、英語では「予約購読」「定期購読」「会費」という意味の言葉です。月額課金・定額制でサービスを利用することです。
クラウドで提供されるOfficeやOfficeもどき
Microsoftが提供しているOffice365やGoogleスプレッドシート、Googleドキュメントがクラウドで提供されているアプリケーションサービスです。
インターネット上にあるマイクロソフトやGoogleにログインすることにより、いままで自分のPCにインストールされていたのと同じ感覚でExcelやWordが使えるサービスです。
さらにOffice365やGoogleスプレッドシートなどで作成した書類は、自分のインターネット上にある自分専用のハードディスクに保存されます。
OneDriveやGoogleDriveがそうですね。
このようにアプリケーションも自分のPCにインストールすることなく使うことができるサービスもクラウドです。
クラウドで提供されるWindows(OS)
さらに最近は、Windowsでさえもクラウドで提供されています。
Windows365PCというサービスです。
インターネット上にある自分のWindows領域にログインすることにより、どんな端末からもWindowsが利用できるようになります。
例えば、会社支給のPCをWindows365PCにすると自宅から自分のPCで会社のWindowsに簡単にログインして使うことができます。
またデバイスも選ばないので、ChromeBook(Android OS)、Mac、タブレットからも自分のWindowsにアクセスできるようになります。
クラウドはなにが便利なの?
では、なぜクラウドが流行っていて、便利なのか?
それは、どこからでもアクセスできて、データを共有できるのが便利ですよね。
例えば、iCloudであれば、iPhoneで撮った写真をMacでもiPadでも閲覧、加工ができます。
もちろん、WindowsからもiCloudに自分のIDでログインすればデータの共有ができます。
いままでは、USBメモリなどでデータのやり取りをしなければならなかったのにインターネットにログインするだけでデータが共有できます。
MacとWindows間のデータの共有のわずらわしさから解放されます。
さらに自分のPCのハードディスクや外付けハードディスク壊れてしまったり、無くしてしまったらデータも一緒に無くなってしまいます。
しかし、クラウドならサーババックアップしているので、何か障害が起きてもデータがなくなることはありません。
あなたが、クラウドサービスログインするためのIDとパスワードを忘れない限りデータは未来永劫保存されます。
クラウドって安心なの?
セキュリティに関して一番気になりますよね。
自分のPCや外付けハードディスクは手元にある限り安心ですが、インタネットに保存してあると誰でも閲覧できるんじゃないの?って思いますよね。
たしかにインターネット上にあれば誰でも閲覧は可能なんですが、Microsoft、Amazon、Appleが企業を挙げてセキュリティに取り組んでいます。
ですので、もちろんクラウドは安心です。
Microsoft、Amazon、Appleが威信をかけてあなたのデータを守ってくれます。
しかし、企業で扱う顧客のクレジッドカード番号やマイナンバーなどは注意が必要です。
クラウドが安心と言っても万が一セキュリティに穴があった時には情報漏洩してしまいます。
まぁ、自分のPC、外付けハードディスク、USBメモリに保存しておいても無くしたり、インターネットで情報漏洩してしまうので、そのリスクを考えればクラウドの方が安心です。
Microsoft、Amazon、Appleなどとしっかりと企業間で契約し、ルールにもとづいて使用すれば安心ですね。
クラウドって無料で利用できるの?
インターネット上にあると無料で利用できるの?って思っちゃうけど、有料が多いですね。
サブスクというやつです。
利用開始後、数GBは無料で使えるサービスもありますが、結局、数GBではすぐにいっぱいになっちゃうので、月額料金を支払うことにより容量を増やしてもらうことになります。
無料で使える領域は、Googleなどでは広告費用でまかなっていますね。
広告を表示することで無料で使えるということです。
しかし、自分のデータを預けるのですから無料ではやはり心配ですし、無料で預けているのにデータが消去されたと言いがかりをつけるのもおかしな話です。
しっかりとお金を払って自分のデータを守ってもらいましょう。
お金を払うことにより企業側にも責任が生まれますので、ちゃんと保証してもらいましょう。
Googleフォトに変わるAmazonフォト
クラウドの話をしてきましたが、クラウドサービスの代表格となるGoogleフォト。
Googleフォトの容量が15GB制限となり、困っている人はいませんか?
Amazonフォトを利用すると無制限で写真をクラウドに保存できると知っていましたか?
Amazonプライムの会員になるとAmazonフォトが利用できるようになり、写真が無制限で保存できるのです。
私は、Amazonプライムの会員なので利用しています。Googleフォトと遜色なく使うことができますよ。
Amazonプライムは月額500円(税込)、年間プランならば4,900円(税込)です。
Amazonプライム会員は、Amazonでの買い物無料配送(基本翌日着)、Amazon Video、Amazon Music、kindle(200冊程度)も使えます。
月額500円で写真も保存できて、Videoも観れて、音楽もダウンロード、Kindleでも本が読めるという大変お得なクラウドサービスです。
30日間は無料ですので、ぜひ試してみてください。
まとめ
クラウドについていろいろ調べてみました。
安心で便利なクラウドサービス、サブスクでも月額数百円程度なので個人で利用するにもそれほど負担はかかりません。
GoogleフォトやAmazonプライムは無料で始められます。
まずは無料で使ってみて、良ければ続けるし、心配であれば退会すれば何の問題もありません。
どんどん時代が変化していってます、怖がっていたら生活するのが苦しくなる一方です。まずは第一歩として初めて見ることが大切です。