ニュータイプと呼ばれたオヤヂたち

総務省がいうメインブランドと新料金プラ値下げの大きな食い違い

総務省がいうメインブランドの値下げと大手キャリアが発表した新料金プランの値下げには大きなギャップがある。

そして、それ気がつかない総務省

こんなことなら総務省は値下げ、値下げって言ってほしくなかった。

 

総務省がいうメインブランドと新料金プラ値下げの大きな食い違い

  • 街のショップサポート
  • 通話料/通信データ料金
  • キャリアメール
  • 電話番号
  • 新機種提供

 

これらのサービスを包括してメインブランドの料金になる。

これらの質を落とさずに料金が値下がりしないと我々年配者には料金プランの変更ができない!

新料金プランが安くなったから変更したいと思っても出来ないのだ。

 

結局、高い料金プランを選ぶしかなくなってしまうのだ。

 

新料金プランがメインブランドとどう変わるか、ひとつずつ検証してみましょう。

 

街のショップサポート

ドコモ、ausoftbankは街にショップが有る。

新規契約や機種変更など必ずショップで料金プランのシミュレーションをしながら契約する。

しかし、新料金プラン「ahamo(アハモ)」「povo(ポヴォ)」は、ショップ窓口ではなく、オンラインWEBのみでサービスを行う。

40代、50代さらにそれ以上の人がWEB画面だけで機種変更や料金プランの変更ができるだろうか?

やはりショップ窓口で一つ一つ確認しながらではないと契約はできない。

大手キャリアからすればショップ対応がない分、人件費が削減されやすく提供できるであろう。

しかし、40代以上の人にはかなり敷居が高いものになることが予想できる。

通話料/通信データ料金

まさに注目されているのは、通話料/通信データ料金である。

もちろん、安いにこしたことはない。

しかし、ほぼ横並びで20GB 2,980円となるわけですが、20GBもいらない!

3GB、5GBでもっと安くならないかと考える人もいるはずである。

例えば、auの場合

「povo(ポヴォ)」 20GB 2,480円(無料通話料はなし)

「使いたい放題」 無制限 6,580円

「小容量」 3GB 1,480円(ただし、UQモバイルを使用)

こんな感じになる。

結局、安くするためにはpovoかUQに契約を変更する必要がある。

契約変更手数料は、2021年3月以降はかからないので、金銭面では契約変更はしやすくなるが、手間がかかるのは変わらない。

ましてや、povoの場合は、ショップ対応はないので、WEB画面で格闘しなければならないのである。

キャリアメール

一番厄介なのが、キャリアメールである。

@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jpのメールを使っている人は、メールアドレスの変更を余儀なくされる。

povo、UQモバイルに変更すると@ezweb.ne.jpのメールが使用できなくなります。

gmailなどフリーのメールを使えば、すむことではある。

しかし、40代以上の人は、キャリアメールで色々な携帯サービスに登録している。

これらのサービスをすべてフリーメールに登録変更するのは難しい。

すべてサービスを覚えているわけでもなく、なんとなくキャリアメールを使って登録しているので、洗いざらい変更するのは不可能です。

40代50代の人が携帯を持ち始めたときには、個人で使えるメールアドレスは、ほぼキャリアメールしかなかった。

フリーメールアドレスもyahooなどはあったが、フリーメールアドレスを使って銀行サービスなどに登録するわけにもいかず、キャリアメールが便利だったわけですよ。

キャリアメールが変わるくらいなら、多少高くてもドコモ、ausoftbankを続ける人は多いと思う。

十数年も使っている電話番号とメールアドレスを今さら変えろと言われて変えられる人は少ないですよ!

電話番号

電話番号は、変更しなくてもそのまま使用することが出来ます。

電話番号は問題ありません。

新機種提供

新機種が提供できるのは、ドコモ、ausoftbankだけです。

Y!MobileUQモバイルでは新機種は扱っていないので、今使っているスマホより型落ちのスマホを使うことになります。

いままで使ってたものより、型が落ちても性能は変わらないですが、やはり最新の機種を使いたいものですよね。

まとめ

一回まとめると新料金プランに変更するには、電話番号はそのまま、手数料もかからない、今までのメールアドレスは使えない、ショップの窓口も使えない、新機種はたぶん機種変できると思われます。

あれができて、これができないとなると、総務省が言っているメインブランド値下げとは、ほど遠いのではないでしょうか?

総務省もちゃんとメインブランドサービスを把握して、新料金プランでは、結局移行の手間がかかることを指摘してほしいです。

料金にしか目がいかず、サービスを全く考えていない!

サービスを落として料金を安くするだけなら今のままのほうが良いですよ。

結局今まで通りドコモ、ausoftbankを使うわ、となると使いもしない大容量の契約で今より料金が高くなってしまいませんか?

新料金プランの登場で余計料金プランとサービスが複雑になってきている。

MVNO格安SIM) 

そんなことが出来ればもっと早くMVNO会社に変更してるよ!

契約変更が面倒なのでメインキャリアを使っている人は、結局新料金サービスにも移行できない状況に陥ります。

電話番号はそのまま、メールアドレスは変わる、手数料はキャッシュバック、ショップ窓口は使える、新機種は使えない。

これでいい人は、もうとっくにMVNOに移行しています。

新料金プランへの以降は、MVNOへの以降とだいぶ似ています。

それであるのならば、今まで通りドコモ、ausoftbankMVNOという使い分けで、移行手数料を無料にしてくれたほうが良いと思うんですよね。

おわりに

このまま新料金プランが始まって、ドコモ、ausoftbankの言うがままに料金プランを変更すると大混乱におちいっちゃう可能性がありますよ。

十分注意してから料金プランの変更をしましょうね。

オンライン対応では、自分では気が付かないんですよね。

ショップの窓口で説明してくれるから安心して料金プランを変更したり、機種変出来たりしたのなぁ