ニュータイプと呼ばれたオヤヂたち

VMNOという新しいキーワード

VMNOと聞きなれないキーワードが出てきたので調べてみた。

 

MVNO事業者が今までは通信事業者の設備を借りて、移動体通信を運営していた

 

VMNOはMVNO事業者がクラウド上にコア設備を構築して移動体通信を運営する形体に変わるもののようです。

VMNOという新しいキーワード

VMNOとは

VMNO(Virtual Mobile Network Operation)(仮想通信事業者)の略です。

今までは新しく移動体通信システムを構築しようとすると莫大な費用が発生するため、参入が難しかった。

 

昨今は、クラウドが発展しNFVも本格導入される、設備導入の敷居が下がってきている。サーバ機器やネットワーク機器をクラウドという形でレンタルすれば良いだけである。

 

あとはサーバ上にコア設備(ソフトウエア)を構築すれば、通信事業者と同じように移動体通信を運営なる。

 

ここで一つ問題がある。移動体通信システム不可欠な基地局である。全国各地に無数の移動体通信用のアンテナを設置しなければならない。

 

VMNOは、通信事業者の基地局を借りて、ヴァーチャル上に構築したコア設備に接続してしまおうという考えである。

MVNOとVMNOの違い

MVNOとVMNOの違い

MVNOは、ほとんどの設備を通信事業者から借りて、移動体通信を運営する。

 

このためMVNO移動体通信を運営するといっても名前だけで、事実上通信事業者のいいなりで運営していく形となっている。

 

MVNOというシステムは、移動体通信を運営事業者にはあまりうまみがないのものであった。

 

VMNOになることにより、事業者が自由にカスタマイズができるようになる。5Gが開始されることによりサービスが多様化される。

 

IoT、遠隔操作、映像配信などの用途が増える。サービスが多様化することによりエンドゆうーざーも多様化し、要求も様々と増えてくる。この要求を満たすためには、コア設備のカスタマイズは絶対に必要になる。

問題点

基地局

VMNOは、通信事業者の基地局を借りて、自身のコア設備に接続して運営しようと考えているのだが、通信事業者が基地局を貸してくれるのか。

 

通信事業者から見ればライバル会社である。ライバル会社にやすやすと自社の設備を貸すのは難しい。

 

しかし、これは、MVNOでも同じだ。MVNOも結果設備を貸しているのだから、いずれは規制緩和基地局を貸すという選択肢も可能になるでしょう。

 

通信事業者の通信料金が高いと言われ、VMNO導入すれば通信料金が下げられるとなれば、総務省が出てきて、通信事業者に開放を迫るであろう。

まとめ

新しいキーワードで「VMNO」という言葉が出てきた。

 

構築、導入はまだ先と思われるが、クラウド上に構築するだけなので時間はかからない。問題となるは、規制の方である。それが緩和されれば、新しく通信事業者が生まれるのはたやすいでしょう。

 

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