ニュータイプと呼ばれたオヤヂたち

なぜニュータイプと呼ばれたのか?

なぜニュータイプと呼ばれていたのか

50代サラリーマンは、入社当時は「ニュータイプ」と呼ばれたのではないでしょうか?

 

いつの時代も新入社員は「最近の若い者は!」って言われるものですが、あまりにもガンダムが有名すぎて、若者は、先輩方から「ニュータイプ」って呼ばれる時代がありました。

 

50代あなたの生い立ち振り返ってみましょう。

 

 

振り返り

1960年代

1960年代に生まれ

 

第18回東京オリンピックが1964年ですから、東京オリンピック前後に生まれています。

 

東名高速道路東海道新幹線もほぼその当時に開通していますので、生まれたときから東名高速道路、新幹線はありましたよね。

 

1960年からテレビのカラー放送が始まっていますので、50代後半のあなたは、最初に観たテレビは白黒だったかもしれません。50代前半のあなたは、カラーテレビで育ったかもしれないですね。

 

1970年代後半から1980年代

 

70年代後半からアニメ、映画の最高傑作が多く今でもシリーズ化が続いているものもありますよね。

 

アニメ
宇宙戦艦ヤマト(1974年)
機動戦士ガンダム(1979年)
アルプスの少女ハイジ(1974年)
フランダースの犬(1975年)
ドラえもん(1973年)

 

ワンピースやナルトのようにみんな仲間なんだ!とはちょっと違った思考を持っている50代を築いた作品ばかりですね。

 

映画

バック・トゥ・ザ・フューチャー(SF/1985年)
E.T.(SF/1982年)
グーニーズ(アドベンチャー/1985年)
スター・ウォーズ(1977年)
・ロッキー(1976年)
ジョーズ(1975年)

 

スターウォーズ9作を最初から最後まで観ることができた世代ですね。生きているうちに9作目が公開されてよかった。

 

ロボット

1990年代

50代のあなたは、そろそろ就職ですね。

バブルのさなか、もしくはバブルが終わるころの就職で、就職にはあまり苦労しなかったでしょう。

「バブルの申し子」であり、現日本社会ではお荷物社員たちがわんさか量産されましたね。

 

量産型でありながらも、精神的にはニュータイプの社員がたくさんいました。

 

ニュータイプにふさわしく年号も「平成」に変わっていきました。

昔良き昭和時代といわれていましたが、平成時代を築いたのは、50代のあなたでした。

 

1995年 Windows95

Windows95

Windows95 の誕生

30歳前後となるときにWidows95が発売されました。

 

サラリーマンとして大きな分岐点ですね。

 

パソコンに興味を持って勉強したあなたは、いまも何とか生き残れる社員でいられるでしょうが、全くパソコンに興味を持たなかった、あなたはこのあと非常につらい人生をあっゆんでいると思われます。

 

私は、幸いパソコンに興味を持っていたので、いまでもなんとか救われる社員をこなしています。出世はしてないですけどね。

 

1999年

NTTドコモからi-modeケータイは誕生

 

2000年

NTTドコモからFOMA誕生

まだ30代だったあなたにして、Widows、ケータイ電話と次から次に登場する新技術に戸惑ったのではないでしょうか。

 

このあたりから今の50代には重くのしかかるITリテラシーの低さという問題が始まっています。

 

電子メールで社内業務が始まり、ケータイ片手に得意先に電話をするという、一見かっこよく見えますが、新しいツールを使いこなすことができず、使われているのが精いっぱいでしたよね。

 

「事件は現場で起きてるんだよ!」と滑っている人もいたし、「事件は会議室で起きているんだ!」と皮肉ってる人もいましたよね。

 

2010年

スマホ誕生

 完全にアウト!

パソコン、ケータイと何とかついていったものの40歳にしてスマホに出会った、あなたはもう完全にお腹いっぱい。

 

我が子たちは、スマホで育ちパソコンよりも指でタップする方が早く文字を入力できるというデジタルネイティブ

 

老眼スマホ

2020年

平成を生き抜き、パソコン、ケータイ電話、スマホをなんとか利用しつつ頑張った50代のあなた。

 

サラリーマン人生もう少しで終了という時に押し寄せてきたテレワーク。

 

自宅で一人奮闘して、ZOOM、Teams、Slackなどと向き合わなければならなくなった。

 

あ~さすがに疲れてきたなぁ

 

まとめ

ニュータイプにふさわしく、激動の平成を生き抜いてきた50代。

 

なおさらに新しいツールが登場し、残り数年を乗り切らなければならない。60歳になったととしても、のしかかる不安はたくさんある。

 

最後までニュータイプとしてかっこよい人生を送っていこうではありませんか。